今回のミラノ滞在では、「アーバン・ハイブ・ミラノ Urban Hive Milano」に宿泊しました。
数年ぶりのミラノだったのですが、こちらのホテルを通じて、時代の移り変わりを感じました。
インテリアはポップアートのような現代的なデザインでとてもカジュアル、スタッフの方々はとてもフレンドリー。
これまで私が滞在してきたホテル(クラシック様式のホテル)とは、まるで異なるタイプの雰囲気でした。
驚きとともに、居心地の良さを感じました。
ミラノの再開発エリアに位置するだけあって、新しいタイプのホテルだなぁっと感心しました。
ホテル検索サイトでも人気がある理由がわかった気がします。
というわけで、この記事では「アーバン・ハイブ・ミラノ Urban Hive Milano」に宿泊した様子をレポートしますね。
アーバン・ハイブ・ミラノの客室はモダンでポップなインテリア

客室に入ってまず目を引いたのが、コレです。壁から突き出た赤い手のひら。
この手のひらに、コートや荷物、帽子などをかけられるようになっているのだと思います(わたしは何も掛けませんでしたが^^;)。
左右で微妙に仕草が異なり、ユーモラスというのかな、ちょっと人を驚かせるポップアートのようなフックでした。

赤は部屋のアクセントカラーに使われており、日本のホテルではなかなか見かけない配色なので斬新だなぁっと思いました。

ベッドのヘッドボート上の壁には7枚の絵皿が飾られていました。
意味があるのか、ないのかわからないけれど、何かを象徴するような絵が描かれていて、こちらもまた現代アート風でした。
一般的なホテルであれば、何か花やら緑やら自然のものが描かれた絵がかかっていたりしますが、全く異なる趣でした。

宿泊したのは、ジュニアスイート(32㎡)。部屋が二つに仕切られていました。
メインルームの方にはキングサイズのベッド1台、サブの方にはソファベッド1台が置かれていました。
こちらもまた、赤が差し色になっていますね。
カフェコーナー

カプセル式のコーヒーマシンがありました。
引き出しの中にコーヒーのカプセルやティーパックなどが入っていました。
初めて見るタイプの収納?でした。
バスルームはガラス張りでもカーテンあり

バスルームはベッドルームのすぐ脇にあり、部屋を仕切っているのは壁ではなく擦りガラスです。
ただし、中が見えないように重厚なカーテンを引けるようになっていました。
ふつうは窓際にだけあるカーテンですが、ここではいわば部屋の中央にもあり、とても不思議な印象でした。
ちなみに、バスルームにはシャワーだけでなく、バスタブもついていましたよ。

洗面台には二組の蛇口があり、広々と使えました。
アメニティは必要最低限という感じで、ハンドソープ、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ボディクリームがありました。
トイレはバスルームとは別

トイレは、バスルームとは別れていました。
イタリアではこのセパレートタイプにはなかなか出会えないませんよね。
部屋の大きさや配管の仕様からこのように分けたのかなー、っと思いましたが真相はどうでしょうか?
もちろん、バスルームと同様に十分に清潔でしたよ。
廊下に無料ウォーターサーバー

最近のホテルにはたいてい、ペットボトルの水が無料で置かれていますよね。
ですから、こちらのホテルにも当然、水が置かれている思っていたました。
でも、それらしきペットボトルがないんですよね。。。

そう、ペットボトルではなく、共有のウォーターサーバーが置かれていました。
廊下の一角に、不思議なものがあるなぁっと思ってよく見てみると、水を出すためのレバーと蛇口がついたウォーターサーバーでした。
衛生面はどうなのか?という懸念はありましたが、まぁ、死にはしないだろうと思い、持参していた水筒に入れて飲みました。特に、問題なく飲めました♪
屋上からの景色

ところで、部屋を出て、専用の鍵を使い、屋上に出ることができました。
それほどでもない景色、と言っては何ですが^^;
ミラノはほかのイタリアの都市に比べると、新しい建物が多いなぁと思いました。
遠くには、BNP Paribas銀行の本社ビル、通称「トッレ・ディアマンテ(Torre Diamante/Diamond Tower)」が見えますね。
アーバン・ハイブ・ミラノの朝食は種類豊富

ビュッフェ形式の朝食は、種類がとても豊富でした。

ヨーグルト、フレッシュフルーツ、シリアルなどの定番アイテムに加え、グリルドトマトやマッシュルームなどの温かい食事もありました。
スタッフの方が、子供向けにホットチョコを作ってくださいました。そういうサービスも気取りがなく、フレンドリーな感じでした。

朝食会場は、地上階(0階)と1階の間のフロアにあります。日本では中2階と表現しますよね。
朝は朝食会場ですが、昼間はコワーキングスペースとして使われるようでした。
アーバン・ハイブ・ミラノのカフェ兼レストラン「Portico84 Café & Bar」は居心地良し

ミラノに来たからには、おいしいレストランに行きたかったのですが、夕方になると子供が寝てしまい(子供はほぼ日本時間で寝起きしてました)、レストランへは行けずじまい。レストランの予約もキャンセルすることになりました。。。
仕方がないので、ホテルのレストランで夕食をとりました。
スタッフの方がとても気さくで居心地の良い空間でした。
ミラノ風カツレツもここでいただけました。
案外気楽に過ごせてよかったなぁと思いました。
アーバン・ハイブ・ミラノは買い物にも観光にも便利な立地

ところで、今回なぜこのホテルを選んだかというと、ミラノに行くと必ず訪れる雑貨屋さん「ハイ・テック(High Tech)」や「ディエチ・コルソ・コモ(10 Corso Como)」があるのですが、これらのお店にほど近いホテルということで選びました。
お店からホテルへ歩いて戻ることができ大変便利でしたよ。
またこのホテルは、地下鉄「モスコヴァ駅 MOSCOVA」からも近いので、市内観光も楽しめました。
なお、ミラノに到着した日は、トレニタリア「ポルタ・ガリバルディ駅 Porta Gribaldi」からタクシーに乗り、ホテルに向かいました。それほど遠くはないのですが、大型のスーツケースを押しながらアクセスするのはちょっと難しいかもしれません。
最後にミラノ滞在におすすめのホテル「アーバン・ハイブ・ミラノ Urban Hive Milano」

「アーバン・ハイブ・ミラノ Urban Hive Milano」は、新しいタイプのホテルです。ポップアートのようなインテリアでとても楽しい雰囲気。また、スタッフの方がフレンドリーな接客をしてくれます。居心地がよかったです。
ポルタ・ガリバルディ駅周辺で宿泊場所をお探しの方に、おすすめできるホテルです◎
ミラノのおすすめホテルを知りたい方はこちらもあわせてどうぞ。