学生時代の友人と女性二人で、一週間のイタリア旅行へ。
「ベタなイタリア旅行を楽しもう!」というのがテーマでした。
お互いにイタリアは初めてではないのですが、定番の観光スポットを巡ったのは久しぶり。
最初の二泊三日をローマで楽しみました。
今回の記事では、わたしたちが宿泊したホテルやローマの観光スポットへ行った様子などを紹介します。個人でローマ旅行をお考えの方の参考になればと思います。
日本航空JALでイタリアへ(ロンドン経由)~直行便の復活を願う!~
日本からイタリアへは日本航空JALを利用(ロンドン・ヒースロー空港経由)。乗継便の出発が定刻から2時間近く遅れ、空港内でずーっと待つことに。
以前は、日本航空にもイタリアまでの直行便がありました。ですが、現在はありません。復活してほしいなといつも思います。
空港からホテルまでは、送迎車をあらかじめ手配しておきました。深夜に女性二人でタクシーに乗車するのは怖かったので。ローマへは何度も来ていますが、訪れる度に用心深くなります。
ローマ観光に便利なホテル「レジデンツァ・アンティカ・ローマ」に宿泊
わたしたちが宿泊したのは「レジデンツァ・アンティカ・ローマ」というホテル。バルベリーニ駅から徒歩3分ほど。観光に大変便利なローケションです。
深夜でしたが、ホテルのレセプションには受付の方が一人いらっしゃいました。チェックインは滞りなく済みました。
客室の扉前に設置されているシーティングスペース。円形のソファが可愛らしかったです(暗い写真になっしまってすみません)。
家具類はシンプルなのですが、レースを使った装飾や縁周りのモールディングなど、キュートなヨーロピアンテイスト調に仕立てられたインテリアが華やかでした。女性に好まれそうな内装です☆
朝食会場も派手ではないけれど、壁の装飾や花、テーブルクロスの刺繍など、慎ましく可愛らしいという感じで、好感が持てました。
ローマ観光……と言いつつ、翌日の朝イチはバチカン美術館へ
ローマ観光と言いつつ、まず訪れたのがバチカン市国。キリスト教(カトリック)の総本山です。世界遺産にも登録されています。ローマ市に隣接しており、地下鉄で15分とかかりません。
見どころは、なんといっても、数々の貴重な芸術品が収められた「バチカン美術館」。混雑が予想されましたので、現地オプショナルツアーに参加。一般の開館時刻の30分前に入場できてました。
館内は相当な広さで、見学コースは全長7キロメートルにも及びます。すべての展示品をじっくり見ていけば、1週間はかかるとか。わたしの参加ツアーでは、3時間ほどで主な作品を鑑賞しました。
システィーナ礼拝堂でミケランジェロ作「最後の審判」を鑑賞
バチカン美術館と必ず一緒に訪れる「システィーナ礼拝堂」。ローマ法王を選出する会議(コンクラーベ)が行われる場所でもあります。礼拝堂を彩る、ミケランジェロの天井画や壁画は圧倒的な力強さ。礼拝堂内は残念ながら写真撮影不可です。
サン・ピエトロ大聖堂のクーポラへ登頂
システィーナ礼拝堂から外に出ると、サン・ピエトロ大聖堂へと続きます。まずは、クーポラ(円形の天井部分)に昇るため、10分ほど入場窓口に並びました。
途中まではエレベーターを利用できます(有料)。↑上の写真のような場所に出て、そこからは階段をのぼります。104段。なかなか大変です。
頂上は、バチカンとローマ市街を一望できる絶景スポット。360度のパノラマを楽しめます。晴れた日は清々しい景色に、階段をのぼった疲れも忘れてしまいます。
サン・ピエトロ大聖堂内部を一周
こちらの写真↑はサン・ピエトロ大聖堂内部。クーポラ登頂の後に訪れました。ローマ法王の登壇する説教壇があったり、
ミケランジェロの作品「ピエタ像」があったり。↑こちらの写真が「ピエタ像」。ミケランジェロが25歳の若さで制作した傑作。
サン・ピエトロ広場は広~い!
大聖堂の外に出ると、サン・ピエトロ広場が広がっています。30万人もの人を収容できる大きさ。楕円形の広場の左右には、284本もの柱が並んでいます。この広場を設計したのは、ベルニーニ。バロックの巨匠と称されています。
「ローマの休日」でおなじみの真実の口へ
ランチタイムの後、午後一番は「真実の口」へ。映画「ローマの休日」でオードリー・ヘップバーンが、驚くシーンは有名。嘘つきが手を入れると、手が抜けなくなるとか。↑口の部分に手を入れて、写真撮影できます。が、結構並びます。20分くらい順番待ちをしました。
フォロ・ロマーノで古代ローマの遺跡巡り
続いては、フォロ・ロマーノへ。わたしは過去に2度訪れたことがあり、今回で3回目です。訪れる度に、見学可能な範囲が狭くなっている印象です。
遺跡に興味がある方は、必見。そうでない方は……。とりあえず、中に入って、紀元前時代の名残(遺跡)を間近で眺めてみましょう。関連の書籍などを読んでいくとより楽しめるかと思います。
コッロセオには何度見ても圧倒される!
言わずと知れたコロッセオ。古代ローマ時代の円形闘技場です。5万人収容可能だったそうです。想像以上に巨大で、何度見ても、圧倒される思いがします。ここで、剣闘士や猛獣が死闘を繰り広げ、その様子を観客が歓喜とともに眺めていた……という話は有名ですよね。今では、舞台部分がなくなり、舞台の下に隠れていた場所(猛獣の檻だったところ)がむき出しになっています。
レストラン「コッリーネ・エミリアーネ」で夕食を
夕食は「Colline Emiliane(コッリーネ・エミリアーネ)」というレストランへ。エミリア・ロマーニャ州の料理を楽しませてくれるレストランです。ホテルから近かったこともあり、こちらのレストランに行きました。
⇒ローマのミシュラン掲載レストラン「コッリーネ・エミリアーネ」の口コミレビュー
★ローマ観光2日目につづく
⇒女二人のローマ旅行記ブログ(観光2日目は市内散策の後ベネチアへ)
★ローマ観光のモデルコースについては以下の記事を参考にどうぞ。