ローマ観光のモデルコース1日半!名所スポット徹底攻略ガイド

2017.01.04 
         

世界遺産イタリア・ローマ。隣接のバチカン市国とあわせて観光するのが定番コース。見ごたえたっぷりの名所が目白押しです。イタリア特有の事情(ストライキ等)を踏まえつつ、上手に人気スポットを巡ることができれば、1日半で攻略可能!基本は徒歩での観光になりますが、地下鉄やバス、現地オプショナルツアーを効率よく利用するモデルコースを紹介します(スリが心配?対策を後述します!)遺跡や教会、美術館等、ローマ&バチカンでしか味わえない旅の風景を満喫しましょう♪

もくじ
1.観光コースを計画するときの注意点
2.モデルコース
3.地下鉄・バスでのスリ対策

 

ローマ・バチカン観光コースを計画するときの注意点

ローマ・バチカン旅行を楽しむには事前の計画が大切。せっかく行ったのに、お目当ての観光スポットが休みだった!なんて事態だけは避けたいもの。美術館などの閉館日をチェックしておくのはもちろんですが、まずは以下3点のイタリア特有の事情を踏まえておきましょう。

 

 ストライキ情報を事前にチェック

イタリアでは、頻繁に「ストライキ(伊語:ショーペロ sciopero)」が行われます。飛行機、鉄道、地下鉄、バス、トラム等の職員がストライキを行うと、交通機関がストップしたり、運行に大きな乱れが生じたり。

H.I.S.さんのサイトで、イタリア国内の最新ストライキ情報を確認できますので、事前にチェックしておきましょう。もし、ご予定と重なってしまうようであれば、公共交通機関の代わりにタクシーを利用する等の代替案を検討しておくと良いですね☆

 

 日曜・祝日は美術館や遺跡巡りを中心に

スケジュールに日曜・祝日が含まれる方は、注意が必要です。日曜・祝日は教会(大聖堂)の一般入場が制限されます。ミサなどの宗教行事が行われるためです。月~土曜に教会施設を見学しておき、日曜・祝日は美術館鑑賞や遺跡巡り、街の散策などに充てると良いかと思います。

<2016年7月以降の主な祝祭日(ローマ)>
8月15日(聖母被昇天祭)
11月1日(諸聖人の日)
12月8日(聖母無原罪の御宿りの日)
12月25日(クリスマス)
12月26日(聖ステファノの日)

 

 時季によって異なる開館・閉館時間に注意

夏季と冬季では営業時間の異なる施設があります(例えば、コッロセオ)。夏季はオープン時間が比較的長いため、それほど心配しなくても良いのですが、冬季(11~2月)は逆に営業時間が短くなります。ガイドブックや公式サイトでしっかりチェックしておきましょう。

 

ローマ・バチカン観光のモデルコース!名所スポット11カ所を巡ります

ローマの地図

今回ご紹介するモデルコースでは、超定番の観光スポット11カ所を訪れます。かなりの弾丸ルート!1日目はバチカンエリアで芸術鑑賞をした後、コロッセオエリアで遺跡巡り。2日目にローマ中心部を歩きます。歩きやすい靴、帽子、サングラス、飲料水などをしっかり準備して行きましょう。

それでは早速、モデルコースをご紹介します。

 

1日目7:30 地下鉄A線に乗車

ローマの地下鉄
地下鉄A線に乗車。バチカン美術館の最寄り駅「チプロ駅 Cipro」を目指します。切符は駅構内の自動券売機か売店(タバッキ Tabacchi)で購入。1回券(100分有効)は1.5ユーロ。バスと共通です。今回のモデルコースでは地下鉄とバスに、あわせて3回乗車予定ですので、1.5ユーロ×3枚購入しておくと便利(*)。自動券売機ではお釣りが出ないことがありますので、小銭の用意を(クレジットカードが使えます)。

*ホテルの場所によって乗車回数は異なります

 

8:30~11:00 バチカン美術館、システィーナ礼拝堂

バチカン美術館のラファエロ絵画「アテネの学堂」

バチカン美術館は世界で第4位の入場者数を誇る人気の観光スポット。入場口には当日券を求めて長い列ができます。待ち時間を回避するため、モデルコースでは現地オプショナルツアーに参加(バチカン美術館は長蛇の列!開館30分前に入場できる現地ツアーがおすすめ)。一般の開館時刻より30分早い8時半に入場します。必見の展示物は、ラファエロ作「アテネの学堂」。

システィーナ礼拝堂のミケランジェロ作「最後の審判」

出典:http://www.allposters.co.jp/

美術館見学後、システィーナ礼拝堂への立ち寄りをお忘れなく!ミケランジェロの傑作「最後の審判」(壁画)は圧巻です!

システィーナ礼拝堂(天井画&壁画)の入場方法・見学ポイントは?

 

11:00~12:30 サン・ピエトロ大聖堂

サン・ピエトロ大聖堂のクーポラ(外観)

システィーナ礼拝堂の右側の扉を抜けて、サン・ピエトロ大聖堂のクーポラ(丸い屋根天井)にのぼります。クーポラの入場料はエレベーターと階段でそれぞれ異なり、前者が7ユーロ(往復)、後者が5ユーロ。エレベーターを利用した場合も、最後には300段以上の階段をのぼることになりますので心の準備を。

 

サン・ピエトロ広場の俯瞰写真

クーポラからは、360度のパノラマを楽しめます。ベルニーニのデザインにより1667年に完成したサン・ピエトロ広場の眺めは圧巻。いつまでも眺めていたいところです。しかし、ひと通り景色を堪能した後は、早めに下りの階段へつづく出口に向かいましょう。混雑時には出口に行列ができます。

 

サン・ピエトロ大聖堂の案内板

クーポラから降りてきた後は、サン・ピエトロ大聖堂の内部を見学します。通常は、正面中央の出入口から入場しますが、2016年(正確には11月20日まで)に訪れる方は「聖なる扉 (ポルタ・サンタ PORTA SANTA)」を通り抜けましょう。正面右手の扉です。上の写真のような案内が出ていますし、係員もたくさんいますので、場所はすぐにわかります。

 

サン・ピエトロ大聖堂「聖なる扉」

「聖なる扉」とは?

聖年には信者が特別の赦しを与えられるとし、この期間中には、救済のための特別な扉である、聖なる扉(Porta Santa)が開きます。聖なる扉は、ローマの4大聖堂である、サン・ピエトロ、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ、サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ、サンタ・マリア・マッジョーレ聖堂にあり、通常は聖堂内側が塗り固められています。今回の聖年は12月8日のサン・ピエトロ大聖堂の聖なる扉の開通の厳かなる儀式に始まり、その他の聖堂の扉も順次開けられ、2016年11月20日の最後に再び塗り固められます。

(出典:http://visitaly.jp/recommend/giubileo-2015-2016)

 

 

サン・ピエトロ大聖堂内部

「聖なる扉」を抜け、カトリックの総本山であるサン・ピエトロ大聖堂内部へ。入場の際は、服装に注意が必要です。ノースリーブ、短パン、ミニスカート、ビーチサンダルでの立ち入りは禁止されています。見どころは、ベルニーニ作「ブロンズの天蓋(てんがい)」と、

ミケランジェロ作「ピエタ像」

ミケランジェロの最初の大作と称される「ピエタ像」。ミケランジェロ25歳のときの作品です。

 

スイス衛兵

サン・ピエトロ大聖堂を背に右側の扉から外に出ると、独特のカラフルな制服をまとったスイス衛兵の姿が目に留まります(ここ以外にも、バチカンエリアの要所と思われる場所に立っています)。バチカンはイタリア半島に位置していますが、独立国です。警備を担っているのが「スイス衛兵」。起源は16世紀に遡り、当時最も強かったスイス人の傭兵をローマ教皇が雇ったことがはじまりです。

 

サン・ピエトロ広場

大聖堂前に広がるサン・ピエトロ広場。ダン・ブラウンの小説「天使と悪魔」の舞台になった場所としても有名。円形の広場の淵には、284本の石柱が4列立っています。

ベルニーニ・ポイント

広場中央のオベリスクと噴水の間の地面に、円盤が埋め込まれているのですが(通称ベルニーニ・ポイント)、この位置から石柱を眺めると4列の柱が重なって1列に見えます。

 

13:00 バチカン近くのレストラン「il bar sotto il mare」でランチタイム

ローマのレストラン「il bar sotto il mare」のリゾットバチカン(サン・ピエトロ広場)から徒歩10分でレストラン「イル・バール・ソット・イル・マーレ il bar sotto il mare」に到着。こちらのレストランは市場の目の前という立地のため、魚介料理を楽しめます。なかでも、「エビのクリームリゾット Riso alla crema di scampi」(13ユーロ)は、日本人の舌に合うなかなかの味。バチカン観光の後に訪れたいレストランです。

<il bar sotto il mare>
住所:Via Tunisi, 27, 00192 Roma
電話:06.39728413
HP:  http://www.ilbarsottoilmare.it/

 

14:30 真実の口

真実の口

ランチタイムの後は、リソルジメント広場からバスに乗車。サンタ・マリア・イン・コスメディアン教会へ行きます。こちらの教会で観光客に人気なのが「真実の口 Bocca della Verita 」。”嘘つきが口の中に手を入れると手を食べられてしまう”という言い伝えがあります。

ローマの休日

出典:wikipedia

映画「ローマの休日」で、オードリー・ヘプバーン演じるアン王女がグレゴリー・ペック扮する新聞記者のジョーに驚かされるシーンは有名ですよね。手を入れて写真撮影が可能ですが、順番待ちの行列ができていることも。待ち時間を含めて30分ほどの所要時間をみておけばよいかと思います。

<アクセス(バチカンからバスで真実の口へ)>
81番バス
乗車:リソルジメント RISORGIMENTO
下車:チェルキ/ボッカ・デッラ・ヴェリタ CERCHI/BOCCA DELLA VERITA
運行会社:ATAC社(http://www.atac.roma.it/)

 

15:00 カンピドーリオ広場

カンピドーリオ広場

つづいて、徒歩でカンピドーリオ広場へ。広場の設計はミケランジェロ。幾何学模様の敷石が神秘的な雰囲気を醸しています。もともとは古代ローマの中心地だった丘です。広場の奥からはフォロ・ロマーノのパノラマを一望。

 

15:30 フォロ・ロマーノ

フォロ・ロマーノ

カンピドーリオ広場を下りフォロ・ロマーノへ。こちらでは、古代ローマ時代の神殿や凱旋門などの遺跡を見学します。入口は2か所。カンピドーリオ広場から向かう場合は、「Via dei Fori Imperiari」通り側から入場しましょう。空いていますので、入場はスムーズです。チケットはコロッセオと共通(12ユーロ)。見学後コロッセオへ向かう場合は、「マクセンティウス帝のバジリカ」脇の出口から進むと近いです。

 

16:30 コロッセオ

コロッセオ(外観)

ローマを代表する観光スポットといえば、コロッセオ!紀元80年に建築された円形闘技場です。その巨大さに驚かされます!!当時、ここで剣闘士が凄惨な闘いを繰り広げ、観客がその戦いを熱狂とともに観覧していました。

コロッセオ(内部)

かつての観客席に設けられた通路を進み、コロッセオ内部を見学します。世界中から訪れる観光客で混雑しており、特に、チケット購入のための行列が絶えません。フォロ・ロマーノで購入したチケットはコロッセオでも有効です。入場の列は2つありますが、チケットホルダー用の列に並びましょう(案内板がありますし、係員も立っています)。こちらの列はそれほど待たずに中に入れます。

コロッセオを見学した後は、地下鉄B線コロッセオ駅から地下鉄に乗車(駅のトイレは50セント硬貨を入れて利用します)。一旦ホテルへ戻り、夕食までの間しばらく休息をとりましょう☆

 

19:30 テスタッチョ地区のトラットリア「Felice」でディナータイム

ローマのレストラン「Felice」のアマトリチャーナ

ホテルからタクシーで食事へ出かけます(帰りのタクシーはレストランで呼んでもらいましょう)。ローマの台所テスタッチョ地区のトラットリア「フェリーチェ Felice」。地元客でにぎわう家庭的な雰囲気のレストランです。ガンベロ・ロッソ(イタリアのレストラン格付け本)への掲載も果たしており、食通にも一目置かれる確かな味が人気。ローマの郷土料理「アマトリチャーナ amatriciana」は、こちらで是非味わっていただきたい一品。トマトの酸味とパンチェッタ(厚切りベーコン)、チーズのコクが絶妙にマッチ。美味しいです。

<Felice>
住所:via Mastro Giorgio,29
電話:06-5746800
HP:http://www.feliceatestaccio.it/
*要予約です!!

 

ローマの夜景スポット(番外編)

ローマの夜景

昼間の観光だけで相当大変ですので、あまりおすすめはしませんが、夜景を楽しんでみたいという方は、サンタンジェロ橋へ行ってみてください。ライトアップされたサン・ピエトロ大聖堂が夜空に映え美しく輝いています♪

 

2日目8:30 トレヴィの泉

トレヴィの泉

2日目の朝一番はトレヴィの泉へ。昼間は大変混雑していますが、朝は空いており人影を気にせず写真撮影できます。泉へ肩越しにコインを投げるとローマ再訪が叶う、というエピソードがあり、泉の中はコインでいっぱい。”トレヴィ”は”三叉路”の意。泉から三本の道が伸びていることに由来します。

 

9:00 パンテオン

パンテオン(外観)

パンテオンへ(2日目はすべて徒歩移動になります)。パンテオンは世界最大の石造り建築!ローマ神殿として建設されました。古代の建築物がほぼ完全な形で現存する大変貴重な遺跡です。朝の時間は見学者も少なくじっくり鑑賞できます。

パンテオン(内部)

中へ入り天窓を下から覗き込んでみましょう。こちらの天窓は、毎年4月21日の正午に入口を照らすよう設計されてます。古代ローマにおいて人々は、4月21日(紀元前753年)をローマ建国日と信じていたのだとか。紀元前の時代に天文学の知識があったことに驚かされます。

 

9:30 ナヴォーナ広場

ナヴォーナ広場

ナヴォーナ広場は細長の珍しい形。3つの噴水「ネプチューンの噴水」「四大河の噴水」「ムーア人の噴水」が配され、広場というより庭園のような雰囲気。中央の「四大河の噴水」はベルニーニの作品。バロックの傑作と言われています。広場のまわりにはバールやレストランが軒を連ねています。広場の景色を眺めながらテラス席で一息つくのも良いですね。

 

10:30 ポポロ広場・ポポロ門

ポポロ広場

ローマ市街の北側に位置するポポロ門。鉄道のなかった時代には、ローマへの入口として多くの巡礼者がここを通過しました(税関のような場所だったようです)。門の内側にはポポロ広場が広がっています。中央には、36.5メートルのオベリスクが立っています。巡礼者の道しるべとして16世紀に設置されたものです。

 

11:00 スペイン広場&階段

スペイン広場

ローマ観光の最後はスペイン広場へ。まさにローマの中心。かつてスペイン大使館があったことに由来し”スペイン広場”と呼ばれています。丘の上のトリニタ・ディ・モンティ教会へつづく階段(通称スペイン階段)は、映画「ローマの休日」にも登場。オードリー・ヘプバーンがジェラートを頬張るシーンは有名ですよね。

スペイン階段

残念ながらスペイン階段は改修工事中(2016年6月現在)。立ち入ることができません。8月頃には終了予定とのことですが、何事も予定通りに進まないイタリア。いつになることやら……^^;。とはいえ、誰もいないスペイン階段を見られるのは今だけ!です。

修復を終え美しいスペイン広場が復活しております☆

 

コンドッティ通り
スペイン広場の前からのびるコンドッティ通りは、ローマで一番の高級ショッピングストリート。プラダ、グッチ、ブルガリ、アルマーニ、フェラガモといった高級ブランドショップが軒を連ねています。お目当てのブランドがある方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

ローマの地下鉄・バスでのスリ対策

ローマ観光のモデルコースには地下鉄とバス乗車が含まれています。”スリ”を心配される方もいらっしゃいますよね。スリ対策としては、

  • 知らない人に話しかけられても無視をする
  • なるべく先頭または最後尾の車両に乗る
  • 混雑している時は一つ見送り次の電車(バス)に乗る
  • バッグを下ろして足元にぶらさげる
  • 扉付近を避け、奥の方にすすむ、または座席に座る
  • 警戒している様子を全身で表現する

等が挙げられます。なかでも、「バッグを下ろして足元にぶら下げる」というのは効果があります。腰回りにバッグを置いておくのが一番危険。肩や腕からバッグを外して、膝の間に挟んだり、足首のあたりにぶら下げたりして対策してくださいね。

 

最後に

ローマ・バチカン観光におすすめのモデルコースを紹介しました。かなりの弾丸ルートです。ご自分のご予定に合せてアレンジしてみてください!深く印象に残った場所があれば、また別の機会にゆっくり時間を割いて、訪れましょう♪

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