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ヴォルテッラ

映画「鋼の錬金術師」のロケ地イタリア・ヴォルテッラの魅力とは?

2017年冬公開予定の映画「鋼の錬金術師(実写版)」。ロケ地に選ばれたのはイタリア・トスカーナ州の「ヴォルテッラVolterra」。中世の佇まいを残す美しい町です。

この町に広がる石畳の道や赤レンガの家々は、”錬金術”が信じられていた時代の雰囲気にぴったり。

ハリウッド映画「トワイライト・サーガ/ニュームーン」(バンパイア伝説をモチーフにした恋愛映画)のロケ地としても使われたことがあります。「トワイライト」ファンが訪れる町としても知られていますよ☆

この記事では「ヴォルテッラ Volterra」の見どころや魅力について紹介します!

 管理人から一言・・・
先日、東京ドームホテルで開かれたイタリア旅行に関するワークショップにお声掛けをいただきました&行ってきました。そこで「ヴォルテッラVolterra」観光組合の女性から町の魅力をたっぷり伺いました☆その時のお話をもとにこの記事を書きますね♪
*本ページに掲載している写真はすべて「ヴォルテッラVolterra」観光組合からお借りしたものです。

 

「鋼の錬金術師」のロケ地イタリア・ヴォルテッラはどこにある?

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イタリア中部トスカーナ州、標高550メートルの小高い丘に位置するヴォルテッラ。自然豊かなチェーチナ渓谷をゆったりと見下ろしています。さながら天空の城というイメージでしょうか。

もちろん電車は通っていません。

近郊の町まで電車でアクセスし、そこからバスを利用します。

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のんびりとバスに揺られながらヴォルテッラを目指す。車窓からの眺めもきっと素敵なんでしょうね。

 

長い歴史に彩られたヴォルテッラ

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ヴォルテッラの歴史は古く、3千年前には人が暮らしていたのだそうですよ。

古代ローマ時代の遺跡がのこっていたり、ルネサンス時代の絵画が飾られていたりする一方で、今でも人々が生き生きと生活しており、魅力にあふれた町です。

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毎年8月になると、”Volterra A.D.1398(ヴォルテッラ1398年中世祭)”が開かれ、大いに盛り上がるとか。中世時代にタイムトリップしたという想定で、町中の人が当時の衣装に着替えて祭りを楽しみます。

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プリオーリ広場 Piazza Prioriを中心にパフォーマンスが繰り広げられます。中世の町並みが今でも広がっており、衣装が映えますよね。

いつか行ってみたいお祭りです☆

 

アラバスター工芸職人の息づく町

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町の主な産業のひとつが、アラバスター(大理石)工芸。

近郊で出土するアラバスターを使い、繊細な彫刻をほどこす技術が時代を超えて伝統工芸となっています。

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町には、いくつかの工房があります。

真剣な眼差しで仕事をこなす職人さんたちの姿を目にするかもしれませんね♪

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アラバスター工芸について深く知りたいという人は「アラバスターミュージアム」に足を運んでみましょう。制作工程の解説や作品の展示などを観ることができます。日本とは異なる美的価値観で制作される石の芸術品に感銘を受けるかも。大理石の彫刻って、すごく贅沢ですよね。

<「アラバスターミュージアム」データ>
Ecomuseo dell’Alabastro

住所:Via dei Sarti, Palazzo Minucci Solaini
電話:+39 0588 87580
公式HP:Ecomuseo dell’Alabastro

 

ちょっと気になるヴィティ宮殿のガイドツアー

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ヴォルテッラの町の一角に、アラバスターで財を成した男の館(やかた)があります。

男の名は”ジュゼッペ・ヴィティ Giuseppe Viti”。19世紀にアラバスター貿易で成功した職人であり商人です。南北アメリカ、インドなどを飛び回り、ビジネスを展開しました。

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彼の暮らした「ヴィティ宮殿 Plazzo Viti」が一般に公開されています。

高価な家具や調度品、絵画や宝石などが展示され、王宮さながらの豪華な暮らしぶりを垣間見ることができます。

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ちょっと気になるのがガイド付きツアー。

館の主ジュゼッペ・ヴィティに扮したガイドの男性が、部屋を回りながらひとつひとつ解説してくれます。イタリア語だけでなく英語のツアーもあり、観光客に人気なのだとか☆

ただ、なんとなく見学するよりもガイドさんに案内してもらう方が面白いですよね。

<「ヴィティ宮殿」データ>
Palazzo Viti
住所:Palazzo Viti Via dei Sarti, 41
電話:+39058884047
公式HP:Palazzo Viti
*ガイド付きツアーは要予約です

 

「鋼の錬金術師ツアー」だってやってほしい!「ニュームーンツアー」

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ヴォルテッラは2009年に公開された映画「トワイライト・サーガ/ニュームーン」のロケ地でもあるんですね。10代の女の子に人気の映画なので、もしかしたらご覧になっていない方の方が多いかもしれませんが。。。

主人公のベラが、ヴァンパイアの恋人エドワードと狼族のジェイコブの間で揺れ動く恋愛ストーリーの映画です。「私のために戦うのはやめて!」という感じの成り行きで、イタリア(ヴォルテッラ)にまできちゃうんです。


トワイライト・サーガ/ニュームーン [DVD]

「ニュームーンツアー」の参加者は夕方5~6時(時季によって変動)に集合し、夕闇に沈んでいく町を散策します。

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映画で主人公のベラが訪れたスポットを巡りながら、1時間半のヴォルテッラ観光をちょっと変わった趣向で楽しめるというわけです。世界中からファンが訪れるみたいですよ。

<「ニュームーンツアー」データ>
公式HP:Volterra in New Moon

 

2017年公開予定の「鋼の錬金術師」のロケ地にもなっていますので、もしかしたら「鋼の錬金術師ツアー」なるものが開催されることになるかも?しれませんよね☆

 

ヴォルテッラのご当地グルメ

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最後に、ヴォルテッラのご当地グルメを紹介します。

イタリア、特にトスカーナ州では狩猟シーズンになると”ジビエ料理”が振る舞われます。ジビエ料理っていうのは、カモ、シカ、イノシシなどの野生の動物を使ったメニューのことですよね。

ヴォルテッラの名物は「チョコレート風味のイノシシ肉」なのだそうです。

私はいただいたことがないので味を想像することしかできませんが、一度は試してみたいなと食いしん坊のハートがうずくひと品です。

ヴォルテッラに行ったら、レストランで注文してみようかな。

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