アッシジ駅から徒歩5,6分という立地のレストラン、「トラットリア・サントゥッチ Trattoria Santucci」。サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会からも近くです。教会を見学した後、ランチタイムに行きました。
駅周辺の道路はきれいに舗装されており、沿道にはレストランやバール、雑貨店などが並んでいます。その一角に、トラットリア・サントゥッチもありました。
予約の13時に店内に入ると、一番のり。
その後、ビジネススーツを着たお客さんや、修道士さんらでほぼほぼ席がうまりました(修道士さん……、アッシジらしいですよね)。
というわけで、現地の方のお食事処として、にぎわっていた感じです。
店内は広々~としており、ゆったりとしています。
それから、赤色のナプキンやキャンドルなど、きっと夜はロマンチックな雰囲気になるんだろうなぁという印象を受けました。
さて、早速メニューをひらくと、
前菜からデザートまで種類が豊富。プリモだけでも15種。こんなにたくさんあると、選ぶのに迷ってしまいますね。
前菜には、「おすすめ」メニューが添えられていました(こちらも11種ありました)。その中から選びました。
ところで、「おすすめ」って言葉、力を持っていますよね。ウェブサイトのタイトルに「おすすめの~」なんて書いてあったら、ついつい、クリックしちゃったり。
なんですが、最近、この「おすすめ」って言葉に従うかどうか、よく迷います。
というのも、個人的な心情というよりは、売り手側のいろいろな”売りたい事情”を込ているんだろうなぁっという場面に多々出くわすからです。
ですから、レストラン側に立てば、もしかしたら、売れ残りの具材を早くさばきたいとか、新しいメニューの評判を試してみたいとか、そんな事情があるかもしれない、なんて詮索しちゃいます。
でも、ここでは、
「美味しいから食べてー!」という気持ちでおすすめしてくれていると信じて――、選んでみました。
Parmigiana di melanzane 5ユーロ
前菜に選んだのは、ナスのチーズ焼き。見た目とは裏腹に、味付けはあっさりめ。
そういえば、アッシジの料理は、少しベタッとした物が多かった気がします。こちらも、味は薄いけど、ちょっと油っぽいという感じでした。
選んだものが悪かったのかな。
もっとほかのおすすめ料理も注文して試してみればよかったなと思いました。
おすすめの真意を知るために。
Penne alla norcia 8ユーロ
ひき肉のペンネ。
こちらもチョイスが悪かったのかなぁ。
なんだか、ハチミツ?のような微妙な甘さが気になりました。
Strangozzi alla "Santucci" 8ユーロ
お店の名前のついたパスタ。パスタは、ストランゴッツィ(Strangozzi)。ウンブリア地方のパスタです。卵が入っていないのが特徴。
Filetto di manzo alla brace 15ユーロ
”alla brace(日本でいうところの、炭火焼?)”の牛ヒレ肉。炭火焼メニューには、牛肉以外にも、ウサギや鶏肉が並んでいました。
こちらは、美味しかったです。表面をぎゅっと焼いてあるので、お肉の美味しさが中に閉じ込められていました。
Sportoletti社の赤。たぶん、DOCです。2013年はイタリアワインの当たり年らしいのですが、その2013年産。サンジョヴェーゼ50%、メルロー30%, カベルネソーヴィニヨン20%。
サンジョヴェーゼといえば、トスカーナワインが有名。こちらで、アッシジ産のサンジョヴェーゼワインを初めていただきました。
<店舗情報>
住所:Via Patrono d'Italia, 40 S. M. degli Angeli - Assisi
電話:075.8042835