アッシジの老舗レストラン「ブーカ・ディ・サン・フランチェスコ Buca di S.francesco」。ガイドブックや他のサイトなどあちこちで紹介されていたので、行ってきました。"リストランテ"ですが、値段も手ごろ。味にも安定感があり、これがウンブリア料理か~という一品を堪能させてくれます。
1973年創業。老舗ですね。
お皿のデザインはオリジナルでした。「1973年」と創業の年が刻まれています。40年以上の歴史あるレストランなんですね。
手ごろな値段設定
メニューを見ると、プリモピアットが10ユーロ以下。セコンドも20ユーロしなかったと思います。とっても良心的です。そして、このすっきりとしたメニュー書き。わかりやすい!! 個人的に思うのは、レストランのメニュー書きは、その店の料理のスタンスを表現しているなあと。あれこれ具材を並べている店は、料理の個性を追求しているレストランとか、ですね。観光客的には、シンプルな郷土料理を食べてみたいという思いもあるので、こちらのレストランのメニュー書きには好感がもてました。
前菜はご当地のブルスケッタをチョイス
Buruschetta umbra 4ユーロ
”umbra(ウンブラ)”=”ウンブリア地方の”という意。料理名に魅かれてチョイス。パンにオリーブオイルが塗ってあるだけのブルスケッタ。わずかな塩味。なるほど~、このシンプルさがウンブリア料理なんですね。
シンプル料理ががつづきますよ。
プリモのリゾットもあっさり味
Risotto ai quattro formaggi 8ユーロ
4種類のチーズのリゾット(写真の画像が悪くてすみません)。見た目は、ご飯だけ?という感じですが、奥深い味でとっても美味しかったです。安定感あるなあ~、という表現で伝わるでしょうか。
Risotto ai funghi porcini 9.5ユーロ
ポルチーニ茸のリゾット。こちらもあっさりしています。バターを使わないのが、ウンブリア料理の特徴だとか。イタリア風炊き込みご飯とかそういう感じかな。
セコンドはヒレ肉をウンブリア州ワインで
Filletto di manzo al Rubesco 15ユーロ
「ルベスコ」というウンブリア産の赤ワインで煮込んだ牛ヒレ肉。リゾット付き。お肉は上品な味です。
ドルチェ
Tiramisu 5ユーロ
これで5ユーロは安いですね。
まさに、”Buca(ブーカ)”という感じのお店の場所
レストランの名前についている、”Buca(ブーカ)”は”穴”の意。その名のとおり、半地下といった場所に入口があります。店内は、ゆったりとしており、落ち着いた雰囲気です。
<店舗情報>
ブーカ・ディ・サン・フランチェスコ(Buca di S.francesco)
住所:Via E. Brizi, 1
電話:075.812204