イタリア・トスカーナ州の「ピエンツァ」。中世時代の面影を色濃く残す美しい町並みは世界遺産に登録されています。高台に位置しており、眼下にはオルチャ渓谷(こちらも世界遺産)も。1か所で2つの世界遺産を楽しめる、何とも贅沢な町です。フィレンツェやシエナを拠点に日帰りされる方も多いそうです。日帰りにするか宿泊するか迷いましたが、せっかくなので1泊することにしました。
ホテルは全部で何軒くらいあるのでしょう。たぶん、7軒くらいかな。その中でも一番ポピュラーな「ホテル ルレ イル キオストロ ディ ピエンツァ Hotel Relais II Chiostro di Pienza」を選択。城壁の中に位置しているので観光に便利でした。併設のレストランも美味しかったです。
というわけで、今回の記事ではホテルの概要、選んだ理由、口コミを紹介します。
「ホテル ルレ イル キオストロ ディ ピエンツァ Hotel Relais II Chiostro di Pienza」の概要

15世紀の修道院を利用した歴史あるホテル。ピエンツァ中心部に位置し観光にも便利。客室からは、旧市街、ヴァル・ドルチャの田園地帯または古い修道院の景色を眺めることができ、全室に紅茶/コーヒーメーカー、ミニバー、衛星テレビが備わっています。建築当時の天井のフレスコ画が残る客室も。テラス席のあるレストランではトスカーナ料理とイタリア料理を提供しており、パノラマの景色を眺めながら食事を満喫できます。
「ホテル ルレ イル キオストロ ディ ピエンツァ Hotel Relais II Chiostro di Pienza」を選んだ理由
突然ですが、皆さんはどんな基準でホテルを選びますか?
わたしのイタリア旅行でのホテル選びの基準は、
- アクセスが良いこと
- 観光に便利なこと
- グレードが三ツ星以上であること
です。
ピエンツァでもこの基準でホテルを選びました。プラス、口コミサイトでの評判と、ガイドブック(地球の歩き方)に掲載されていたことも考慮。
「ホテル ルレ イル キオストロ ディ ピエンツァ Hotel Relais II Chiostro di Pienza」宿泊体験記
ロケーション
午後7時過ぎピエンツァにバスで到着。日が暮れてあたりは暗くなっており、ホテルの場所がすぐにわかるかどうか不安でした。
地図を見るより町の人に聞くのが早いかなと思い、大聖堂の近くの店でホテルの場所を尋ねました。実はすぐ近くにあるということがわかりました。
「ホテル ルレ イル キオストロ ディ ピエンツァ Hotel Relais II Chiostro di Pienza」は大聖堂から10メートルほどの距離に位置しています。
ちなみに、大聖堂はピエンツァの中心地です。近くにはレストランやお土産物屋さんなどもあります。
ちょっと、話がそれますが、大聖堂の裏手には絶景スポットもあります。
アクセス
ピエンツァの西側「ムレッロ門 porta al murello」から町へ入り、道なりに行くと右手に「サン・フランチェスコ教会 S.Francesco」が見えてきます。そのすぐ脇がホテルの入口です。入口を抜け、中庭を囲む回廊を進むと、レセプションがあります。
客室
15世紀の修道院を利用したホテルとあって、ややレトロな感じです。ホテルの滞在そのものを楽しみたいという方には、ちょっと古めかしいかもしれませんが、観光メインの方であれば問題ないと思います。エアコンやテレビなど設備そのものは、普通に現代的です。無料Wifiも使えました。
何と言っても、このホテルの良いところは窓からの景色。とても素晴らしいですよ。
バスルーム
想像していたよりも新しくきれいでした。バスタブもついています。水はけも悪くなかったです。アメニティは、石けん、シャンプー&コンディショナーくらい。
併設のレストラン「ラ・テラッツァ・デル・キオストロ」
併設のレストラン「ラ・テラッツァ・デル・キオストロ」で昼食をいただきました。こちらのレストランはテラス席が充実。食事をいただきながら、オルチャ渓谷の景色を楽しめます。事前に日本から予約をして行きましたが、予約なしでもいいと思います(観光シーズンは予約したほうがいいかも)。
レストランについては以下の記事を参考にどうぞ。
⇒ピエンツァのレストラン「ラ・テラッツァ・デル・キオストロ」
最後に
ピエンツァに滞在する方におすすめのホテルです。公共交通機関を使ったアクセスにも便利ですし、何といっても窓からオルチャ渓谷を臨める立地です♪