ローマへ行った際、1931年創業の老舗レストラン「コッリーネ・エミリアーネ colline emiliane」で夕食をいただきました。ミシュランガイドに掲載されており、評判上々のお店です。
レストランの紹介と、わたしが実際に食した感想を口コミレビューします☆
ローマのレストラン「コッリーネ・エミリアーネ」はアクセス抜群の立地
バルベーニ Barberini 駅 から徒歩1,2分。トレヴィの泉からも徒歩5分くらい。ローマの中心と言ってもよい場所に位置しており、アクセス抜群です☆
宿泊したホテルが、バルベリーニ駅とトレヴィの泉のちょうど中間くらいにあったので、ホテルから近いレストランに行くことにしました。
それから、『ローマ美食散歩』でも紹介されていたことも、「コッリーネ・エミリアーネ」を選んだ理由です。
ローマ美食散歩 永遠の都を食べ歩く(地球の歩き方GEMSTONE)
出版社 : ダイヤモンド・ビッグ社 (2015/12/25)
発売日 : 2015/12/25
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 128ページ
ローマのレストラン「コッリーネ・エミリアーネ」の店内の雰囲気は?
席数は30席ほどでしょうか。午後7時半には、満席でした。地元のお客さんより、観光客が多かったかな。お客さんの服装は、割と正装に近かったです(男性なら襟付きシャツ、女性なら華やかな装い)。
改装されて間もないという店内は、シンプルで清潔感がありました。広くはないのですが、ごった返した感じはなく、落ち着いた雰囲気で料理を楽しめます。
店員さんが丁寧かつ無駄のない接客をしており、お客さんは心置きなく食事を味わえるという感じでした。好感が持てました。
ローマのレストラン「コッリーネ・エミリアーネ」の料理の特徴は?
さて、どういった料理を提供しているのかと言いますと、”エミリア・ロマーニャ州”の郷土料理です。
エミリア・ロマーニャはイタリア中部の州(ローマ市の属する州ではありません)。
ローマ(ラツィオ州 Lazio)で、エミリア・ロマーニャ州の料理を食べるのは、本来の意味で地元で郷土料理をいただくことにはなりませんね^^;
ですが、ローマ料理以外のイタリア料理を食べたいな!という方には、うってつけのレストランだと思います☆
エミリア・ロマーニャ州(料理)とは?
日本でもおなじみの「ボロネーゼ・パスタ(ミートソースのパスタ)」はエミリア・ロマーニャ州の州都ボローニャ発。イタリアでも特に食通の州として知られ、パルマの生ハムやチーズ(パルミジャーノ・レッジャーノ)の他、手打ちパスタ、トルテッリーニやソーセージ、モデナのバルサミコ酢など美味な食材が豊富です。(出典:イタリア政府観光局公式サイト)
口コミレビュー
大人女性二人で訪問しました。注文したのは、パスタ2品、メイン1品です。あと、ワインと水ですね。前菜、デザートはなしでしたが、お腹いっぱいになりました。
Tagliatelle alla Bolognese(ボローニャ風タリアテッレ)
パスタは、毎朝、手作りされるそう。手作りの生パスタって、独特の風味と弾力があって美味しいですよね。↑上の写真のひと品は、友人がプリモピアットとして注文した「Tagliatelle alla Bolognese(ボローニャ風タリアテッレ)」(14ユーロ)。
本当はマナー違反ですが、わたしもこっそり一口いただきました。日本のいわゆるミートソーススパゲッティに比べ、ひき肉の粒が大きめですが、まったく臭みがありません。数年前にボローニャで食べた、ボロネーゼを思い出しました。
Ravioli Pomodoro(トマトのラヴィオリ)
わたしが注文したのがこちら↑。「Ravioli Pomodoro(トマトのラヴィオリ)」(14ユーロ)。ラヴィオリも、エミリア・ロマーニャ州の郷土料理なのだそうです。中の詰め物は、リコッタチーズとほうれん草でした。品のある、家庭的な味でした♪
Arista di Maiale(豚肉のアリスタ)
セコンドピアットは、「Arista di Maiale(豚肉のアリスタ)」(17ユーロ)。友人とシェアしていただきました。豚肉を香草などと一緒にローストしたものだと思います。ほんのり甘みがあって、ハムのような柔らかな弾力でした。
最後に
希望の時間に確実に入店したい場合は、予約をおすすめします。特に、夕食時は混み合いますので、予約した方が良いですよ☆
<店舗情報>
店名:Colline Emiliane
所在地:Via degli Avignonesi, 22 Roma
電話番号:06 4817538
営業時間:火~土曜 12:45~14:45、19:30~22:45、日曜 12:45~14:45
定休日:日曜夜、月曜、8月
最寄駅:地下鉄A線バルベリーニ駅
★ローマ観光については以下の記事を参考にどうぞ。