背表紙にうっとり! シエナ「国立古文書館・博物館」

2016.08.25 
         

シエナの「国立古文書館 Archivio di stato」併設の博物館は隠れた観光スポット。午前のみの開館ですが、混み合うこともなく静寂に包まれています。古びた背表紙の詰まった本棚を眺めながら、中世の香りを感じると、ひと味違った美術鑑賞をしているいる気分です。個人的にはかなりおすすめの場所です。

 

ピッコロ―ミニ宮殿の中庭奥から入ります

siena-archivio-stato2バンキ・ディ・ソット通りに面したピッコロ―ミニ宮殿内にあります。中庭の左手奥が入口になっています。個人の家の玄関のような雰囲気ですので本当にここでいいのかなという感じです。でもよく見ると、古文書館「ARCHIVIO DI STATO」と書いてありますね。

 

階段をのぼります

siena-archivio-stato6階段で4階までのぼります。鉄の手すりのデザインがすてきでした。そういえば、シエナの鉄職人は優れた技術を持っていたのだとか。

 

ドアの先に広がる古文書の背表紙

siena-archivio-stato10無料の博物館ですが、係員が引率&案内してくれます。展示室に入ると古文書が天井高く陳列されている光景に驚きます。古いものですと、中世の時代(12から13世紀頃)に作成された文書が収蔵されているのだとか。救貧院とそこで救済を受けていた人との契約書などがあるそうです。

文書の歴史的価値もさることながら、その背表紙は目を見張るほど絶妙な美しさで陳列されています。そんな本棚を眺めていると、美術館で絵画を鑑賞しているような気分になりました。

 

ビッケルネの展示も興味深い

siena-archivio-stato8ビッケルネ・セネージ「Biccherne Senesi」という小板もかなりの数が展示されています。「Biccherne」とは、かつて、シエナの財政を担当していた部署の名前。帳簿などのカバー(板)を地元の著名な芸術家に描かせていました。モチーフは様々です。シエナの大聖堂を描いたものもありました。

 

見学時間に注意しよう

こちらの博物館を見学される方は開館時間に注意してください。平日(月~土曜)の9:30,10:30,11:30に入場可能です(2015年11月時点の情報)。

siena-archivio-stato1

 

もしも扉が閉まっていたら・・・・・・

siena-archivio-stato511:30の回に5分ほど遅れて到着すると、扉が閉まっていました。恐る恐る扉をノック。中から係員の男性が出てきました。はじめは、古文書館(図書館)の利用者と勘違いされました。追い返されそうになりましたが、「ムゼオ museo」を観たいのだと伝えると快く中に入れてくれました。もし、扉が閉まっていたらノックをしてみてくださいね!

国立古文書館・博物館
Archivio di Stato di Siena ・Museo
観光の目安時間:30分
住所:Via Banchi di Sotto 52
電話:+39 0577 247145
開館日時:9:30、10:30、11:30
閉館日:日祝、8月1日~16日
入場料:無料
公式HP:http://archiviostato.si.it

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